Q51.相手のワザの効果からの守り
 「θダブル」を持つエンテイに、ポケモンのどうぐ「ねじれたスプーン」がついているとき、相手のダーテングがワザ「よこしまなかぜ」を使いました。 次の自分の番、エンテイにポケモンのどうぐ「闘魂のまわし」をつけた場合、ポケモンのどうぐ「闘魂のまわし」の効果ははたらきますか?[正答率52%]
A51.「はたらく」
 持続する効果である「よこしまなかぜ」も「ねじれたスプーン」の効果により守られているので、エンテイにつけた「闘魂のまわし」ははたらきます。

Q52.「かぜのまもり」の適用範囲
 相手のバトル場に、特性「かぜのまもり」がはたらいているスイクンがいるとき、自分のブーピッグのワザ「ヘッドウォーキング」を使った場合、相手のトラッシュからベンチにポケモンを出すことはできますか?[正答率57%]
A52.「できる(ダメカンはのせない)」
 この場合、スイクンの特性「かぜのまもり」がはたらいているため、ベンチに出した後、ダメカンを3個のせることはできません。

Q53.きぜつの処理手順
 ポケモンのどうぐ「エネルギーポーチ」がついているセレビィが、相手のポケモンが使うワザのダメージできぜつしました。 このとき、ポケモンのどうぐ「エネルギーポーチ」の効果と、セレビィの特性「ときをかける」の効果は、どちらが先にはたらきますか?[正答率32%]
A53.「ときをかける」
 特性「ときをかける」で投げたコインがオモテだった場合、セレビィとついている全てのカードを山札に戻します。投げたコインがウラだった場合、「エネルギーポーチ」の効果で、セレビィについている基本エネルギーを手札にもどし、セレビィをトラッシュします。
 下のフローチャートにおいて、
〇「学習装置」「ねがいのバトン」は2)で発動
〇「エネルギーポーチ」は3)で発動
➡この区別が最大の違い
・気絶の処理手順について
1)開始
   ↓
2)気絶した時に働く効果(ex.ユキメノコ「つれだつ」)
   ↓
3)ついている全てのカード(ポケモンのどうぐ、エネルギーなど)と共にトラッシュ
   ↓
4)サイドをとる
   ↓
5)バトルポケモンをだす(ポケモンチェックの時は次の番のプレイヤーからバトル場にポケモンをだす)

Q54.「その後」
 自分のツボツボのワザ「きのみをかくす」を使い、山札を2枚引きました。 このとき、ワザ「きのみをかくす」の効果で山札から引いたカードを、山札の下にもどすことはできますか?[正答率93%]
A54.「できる」
 2枚引いたカードを含めた自分の手札から1枚を選び、山札の下に戻します。

Q55.ワザのダメージ計算の順番
 自分のバトル場に、特性「いかくのもよう」を持つアーボックがいるとき、超エネルギーが1枚ついている相手のミュウツーGXがワザ「フルバースト」を使った場合、アーボックが受けるワザのダメージは、いくつになりますか?[正答率59%]
A55.「0ダメージ」
 アーボックの特性「いかくのもよう」は、相手のバトルポケモンにかかる効果であるため、弱点の計算をする前に、ワザのダメージを「-30」します。下のフローチャートの2)に相当します。
・ダメージ計算について
1)ワザのダメージの計算
   ↓
2)攻撃側の受けている効果(ex.ちからのハチマキ[+]、フォトンウェ-ブ[ー])
   ↓
3)弱点
   ↓
4)抵抗力
   ↓
5)攻撃される側が受けている効果(ex.かたいおまもり)
   ↓
6)最終的なダメージ(相手がワザのダメージを受けない「まもる」などはここの計算をしないために最終的に0ダメージとなる)

Q56.ダメカンの移動
 グッズ「ダメージムーバー」を使って、自分のゼルネアスにのっているダメカンを3個のせ替えた番に、ゼルネアスのワザ「パワークリエイション」を使った場合、80ダメージを追加することはできますか?[正答率84%]
A56.「できない」
 ダメカンをのせ替えるのは、回復ではないため、この場合、80ダメージを追加することはできません。

Q57.場から消えたらもう1回
 すでに場に出ているスタジアム「せせらぎの丘」の効果を使って、山札からベンチにポケモンを出した後、グッズ「フィールドブロアー」を使って、スタジアム「せせらぎの丘」をトラッシュし、手札のスタジアム「せせらぎの丘」を出した場合、その効果を使うことはできますか?[正答率74%]
A57.「できる」
 新しく出た「せせらぎの丘」はトラッシュされたものとは同名でも、別の「せせらぎの丘」のために効果を使うことができます。

Q58.そこにあるのは水エネ?炎エネ?
 ダメカンがのっていて、特性「エナジーバーン」がはたらいている自分のリザードンに水エネルギーがついているとき、サポート「スイレン」を使うことはできますか?[正答率77%]
A58.「できない」
 特性「エナジーバーン」の効果で、リザードンについている水エネルギーは炎タイプになっているため、この場合、サポート「スイレン」を使うことはできません。

Q59.「きあいのタスキ」の扱い方
 「きあいのタスキ」がついていて、HPがまんたんの状態の相手の闘ポケモンに、自分のミュウツーGXが「サイコブレイクGX」を使い、相手のポケモンのHP以上のダメージを与えた場合、「きあいのタスキ」の効果で、相手の闘ポケモンは、残りHPが10の状態で場に残りますか?[正答率69%]
A59.「残る」
 ポケモンのどうぐ「きあいのタスキ」の効果は、ダメージを変更する効果ではないため、この場合、相手の闘ポケモンは、残りHPが10の状態で場に残ります。

Q60.ダメージのある退化ワザの考え方
 ポケモンのどうぐ「どくバリ」がついている相手の「進化ポケモン」を、自分のひかるジラーチのワザ「ほしのさだめ」の効果で退化させました。 このとき、ポケモンのどうぐ「どくバリ」の効果で、ひかるジラーチはどくになりますか?[正答率33%]
A60.「どくにならない」
 ジラーチが攻撃したポケモンは、「どくバリ」の効果が働く段階では既に退化して進化前のポケモンとなっているために、「どくバリ」の効果は働きません。
 下のフローチャートにおいて、
「どくバリ」は6)で働きますが、この時には5)で退化が先に起きているために、バトル場には4)の時点でワザのダメージを受けたポケモンは既にいません。この流れと考え方を押さえることがポイントです。
1)ワザの宣言 
   ↓
2)ワザを使うポケモンの状態の確認
2-1)「すなかけ」などを前の相手の番にうけているか
2-2)こんらん状態の処理(失敗したら自分にダメカンを3個のせる)
   ↓
3)ワザの説明文に「ダメージを与える前に」があるか(ex.エアームドEX「ねらいおとす」)
   ↓
4)ダメージ計算(この中身がさらに細かく分かれる)
   ↓
5)効果
   ↓
6)相手のポケモンのダメージを受けた時に働く効果(ex.どくバリ)
   ↓
7)気絶判定(この中身がさらに細かく分かれる)

コメント

ハル父
2017年7月26日7:17

ハル父@北海道と申します。
大変勉強になります。
リンクを頂いていきます。よろしくお願いします。

ポケカロン
2017年7月26日14:30

>ハル父さん
コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

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